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いつとても買い落城の弱峠、こわいところを買うが極意ぞ |
FRBが利下げを予定通り実行した。インフレ警戒よりも市場安定重視という姿勢をより明確にしている。それを受けて円安気味だし、商品相場はいずれも強く、金は800ドル,原油は96ドルと最高値更新でインフレが加速している。住宅市場と金融市場の沈静化のために多少の投機的なインフレには目を瞑るというか、歓迎するという姿勢かもしれない。年内、もう一度か二度0.25%の利下げがあるかもしれない。レポで大量の流動性を供給し続けているから、お金がジャブジャブなので株が高いのは当たり前で、早晩新高値をどんどん更新していくことにNYはなるだろう。欧州および新興国市場も高いから、早晩東京にも同様の流れがやってくるものと思われる。日銀の利上げは年内はなさそうだ。イラク国境はきなくさいし、イランもどうなるのか分からないので、当面原油中心にエネルギー価格は高止まりすることになるだろう。穀物も総じて高い。 今日から、店頭のガソリン価格が一斉に上がったようで、170円台のスタンドもあるらしい。しばらく買い控えになるだろうが、車がますます売れにくい状態になっている。東京電力が原発事故の影響で28年ぶりに赤字になったというニュースもあった。原子力、石油、石炭と発電の方法がさらに多様化していくのだろうが、石炭液化も実用化が進む情勢となってきたようだ。石炭株も同意づいてきたし、相場が久しぶりにジグザグの動きを見せ始めているようだ。
今日から月足グラフの更新を開始して150枚ほどとりあえず書いてみたが、短い陽線に転換するものが先月と比べて増えて来た。下ヒゲも8ー10月と長めに3本揃うものも結構あるから、典型的な三尊の底型を形成している最中である。戻り高値を上に抜けると、底型が完成するから上げ相場が始まるのだが、そういうものも出始めた。
それでも超長期の月足グラフを見てみると(40年間ぐらい)、値位置とうねりの振幅と値幅の様子は、70年代から80年代前半の値動きとよく似ているものが低位株には多い。500円以下のものは、ほとんど同じ値位置とうねりかたをしているようなものが目立つ。小型株はまだ底練りの最中のもののほうが多いから、05年にかけての上げはまだ一段目の上げにも達していない助走段階のようなものが多いようだ。よほど90年から12年かかった暴落が酷かったのが再認識される。戦後の上げを全部飛ばして行って来いになったものが大半であったし、その飛ばした部分を取り返しているもののほうがまだ圧倒的に少ないのだから、ゆっくりと構えていれば良いのじゃないのか?と思う。人気というのは不思議なもので、忘れた頃にやってくるものだから、全員が上げ相場を疑う頃に大抵は目先の底が入るという意地悪なものなのだろう。 底付近の値動きの特徴を慣れた人なら場帳でこういうものだとわかるのだが、慣れないとなかなかわからないのだろう。これも以前の目先底の値動きを自分で過去に書いている場帳と比較してみれば、新値の取りかた、日柄と鞘の関係、出来高など特徴的なことがわかるのだが、経験してみた人でないと「ああ、あの時に似ているな、、」というような事がわからないから、出動して良いのかどうかを「値」ばかりを見て気にしてしまう。底の当て物なんかいくらしても上手くはならないのだから、止まったと感じたら、とにかく少量試しを建てて、合わせていけば良いのであるが、分割を実行して波に乗っていくという経験を繰りかえししない限りは、いつまでたっても感覚的なことが上手くいかないのである。だからあまり心配性の人は,結局出遅れたり、固まったり、戻り高値をつかんだりというような事になりがちなのである。「エイや!」と破れかぶれで、年初来安値を目を瞑って買うぐらいが丁度良いのだが、そういう怖い所を買っていく経験をしないと結局わからないという事になってしまうのである。 統計的に年初来安値を買える人というのは、多分数千人、数万人に一人であるのだから、もうそれだけで勝ち組に限りなく近いのである。だからわかりきった事を実行するだけで良いのだが、それが実行出来ない人が98%の世界であるから、相場は難しいという事になるのだ。
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22:47, Thursday, Nov 01, 2007 ¦ 固定リンク
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