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4月2日頃からヤバいかな? |
3月26日(ブルームバーグ):米ニューヨーク大学スターン経営 大学院のヌリエル・ルービニ教授は26日、銀行の不良資産処理に向け た米財務省の計画について、一部の銀行の国有化を回避させるもので はないとの見方を示した。 ガイトナー米財務長官が23日に発表した計画は、財務省が最大 1000億ドル(約9兆8200億円)を出資し官民の協力で最大1兆ドル の不良資産を銀行から買い取る内容。 ルービニ教授は、支払い不能に陥った銀行については、同案は十 分な解決策とはならず最終的に国有化が必要になるだろうとの考えを 示した。ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン教授の見解 に同調した。ルービニ教授は国有化が必要となると思われる銀行の名 前は挙げなかった。 同教授はロンドンでブルームバーグテレビジョンのインタビュー に応じ、「幾つかの銀行は国有化が必要になるだろう。これらの銀行 については、財務省の計画は適切でない」と語った。 ルービニ教授はまた、米株式相場の回復について、持続しないと 予想。米経済は今年いっぱいマイナス成長が続き、投資家は金融株の なかで支払い能力のある銀行とない銀行を差別化し始めるだろうと述 べた。 米政府は銀行の資本強化の必要性について各行の査定を進めてい る。ルービニ教授は、この査定が終了した時点で、一部の銀行につい ては国有化し、健全資産と不良資産を分離した後に再民営化する以外 に方法がないことが判明するだろうとの見解を示した。 「デフレ圧力」 ルービニ教授はさらに、「デフレ圧力」が最大3年は消えず、米 国債利回りは比較的低水準にとどまるとともに、米住宅価格は向こう 1年半でさらに最大20%下落する公算があるとの見方を示した。ド ルは安全資産への逃避で一時的に上昇するものの、最終的には下落す るだろうとみている。 また、各国政府が景気対策と銀行救済のために借り入れを増やす なかで、ソブリン債が格下げされるリスクがあり、英国で25日起こっ たような国債入札での札割れがさらに発生するだろうと指摘した。 ================================================================ 相場が上昇している時に水を差すようだが、こういう現実を直視したような意見を言う人がいるのはアメリカも棄てたものではない。もっともルービニちゃんはイラン系アメリカンらしい。アメリはこういうエスニックでスゴい人をたくさん飼っているという点は開放的でスバラシイ。元来、政治家や官僚は、未来は良い方向に向かっていると必ず言うが、後でそのような方向に向かったためしがないのはどこの国でも大体同じようなものなのだろう。 政治家の仕事は、未来をバラ色の幻想で装飾して税金を取り立てるという本分は国家とイデオロギーを問わない。毛沢東も、チェゲバラも、カストロも金さんも同じことで、オバマやガイトナーも同様であると思う。そうしないと支持されないお仕事だから致し方無い。選挙による民主制の欠点は、本当に思ったことが思ったように言えないことにある。だから学者は、このルービニやバトラのようによからぬ未来に警鐘をならし注意を喚起して政策の変更を促すという現実的な役割を積極的に行うべきだと個人的には思う。 大体、悪い事は思った以上に悪くなるというのが世間の常だと思うから、そういう最悪の事態になって仮に近代資本主義があかんねとなったとしても転んでもタダでは起きないというようなたくましさのある奴の中からきっと未来は開いて行くというのが歴史である。トウ小平なんてイデオロギーなんざくそくらえで白猫、黒猫で12億を動かしたんだから、政治の天才はある意味でペテン師の素質もないと成立しないのだろう。そろそろ東欧、中欧がやばくなってきた。ソブリン債のデフォルトが現実的になってきたが、欧米は自分のところの火事を消すだけで余裕がないのだ。そもそも不安定な国際金融が、ここからほころび始めるリスクは頭の何処かに入れておくほうが良いだろう。ソロスも同じ警告を先ほどしていたようだ。 |
22:53, Thursday, Mar 26, 2009 ¦ 固定リンク
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