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失恋と同じこと |
オリックスがつい最近、100億円の第三者割り当て増資を受けて200億の融資枠を確保したと思っていたら、今日はジョイントがあっさりと潰れた。というか多分潰したということなのか?純粋な政策投資というが、にわかには信じがたい。 ジョイントの負債総額は1600億だということだ。オリックスが政策投資銀行から1000億調達申し込みと新聞報道にはあったが、その影響での判断なのかもしれない。 200億の融資枠は未使用のまま倒産ということで、つまり200億ではどうしようもなかったからあっさり諦めてしまったという事なのかもしれない。同様に大京と富士火災もオリックス救済案件だから今後同様な事が起きる可能性を否定出来ないだろう。月足で3本ぐらい戻った不動産株は売りだと個人的には思うので、今日は久しぶりに住友不動を試しに1枚売ってみた。ここから上100円か150円刻みで恐らく3回も売れないだろう。黙っていても不動産の資産価値は世界的に大幅に今後も劣化するだろう。不良債権がこれから膨張するセクターは無条件にショートだと思う。 GMも月末には11条らしいし、メタルダインも11条で3年前に鳴りもの入りで1000億で買収した旭テックの大損ということになった。デトロイトはこの分ではきっと牧場になるのかな?M&Aファンドも傾く所がそのうち出るだろう。すると資金の出し手の欧米の商業銀行もまた危ないという事にならざるを得ない。いやFRBの心配をするべきなのかもれないが、、。たったの一年でバランスシートが3倍以上に拡大したそのFRBのバランスシートの左側の資産の劣化は甚だしい。矢でも鉄砲でも持って来いという感じにバーナンキはムキになっているんだろう。どうせ官僚なんだから辞めれば済む事ではある。そしてドルが下がれば済む事ではある。ドルがデノミなんてことになったらどうなるのか想像してみるのも面白いのではないか。中国がしこたま金を囲いこんでいる理由はそこいらへんにあるような気もするのだ。 国内外で今後も製造業や不動産、金融業での大型倒産が続発してくるものと思われる。需給ギャップの50兆を簡単に償却が可能なほど日本の製造業が一流だとは思えないのだ。早くやったほうが勝ちなんだが、動きが実に鈍いのだ。また景気が良くなるという幻想を棄て切れないでいるんだろう。
現在の日本のGDP500兆のうち、製造業部分はおよそ2割の100兆だが、その半分、約50兆分が現在、非稼働状態の設備だと言われている。物作りが一流と言うが、設備の半分しか動かせないで何が一流か?と言いたい。三流どころか5流か7流ぐらいの過剰投資をしていたという事で、輸出が転けたら全部が過剰になってしまったという事だろう。非正規労働者の首を切ってガタガタ言ってる暇があったら、さっさと正規の首も大量に切らないと手遅れになってしまうだろう。日立の株価なんぞを見ていると、日本ののほほんとした体質が透けてみえると言うものだ。 そもそも恐慌とは,過剰生産により発生するが、それを指摘したマルクスをわが国の3流か7流の製造業経営者は全く読んでもいなかったからこういうザマになっていると言って良い。 過剰設備、過剰人員の50兆分のデフレギャップがあるんだから、多少15兆を一年こっきり需要をつけてみたところで焼け石に水であるのはアホでも分かるが、しないようりはマダマシという気休めなのである。その3年後に消費税を10%に上げるのだから、消費が出るはずがないので景気が良くなるわけが無い。つまりお先真っ暗ということである。 そもそも経済対策なんて効果がほとんど無いのである。何もしないほうが多分増しだという事もあるのだ。需要の回復は時間以外に解決の方法がないというのは失恋と同じことである。 |
23:14, Friday, May 29, 2009 ¦ 固定リンク
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