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2007年11月10日

  ON THE ROAD by JACK KEROUAC
   河出書房新社が「世界文学全集」の刊行を開始した。初回はジャック ケルヤックの「オン ザ ロード」。訳者は青山 南だ。半世紀ぶりの新訳のビートジェネレーションの代表作だが、ケルヤックはセックスとスピードにとりつかれた僕たちの少し前の世代の病みはじめたアメリカを赤裸々に書いている。ヒッチハイクによるアメリカ旅行記であり、「生活」という日常に飽きてそれ以外の「何か」を探し始めた豊かな世代の不幸と冒険を淡々と描く。
 偶然にエスカイア12月号が届いたからパラパラ眺めていたら、「オン ザ ロード」追走という特集で 訳者の青山が、第4部のルートを主人公のサル(ケルヤック)とディーンの視線で駆け抜けるという企画で20ページほどの誌面を埋めていた。何かと何かが偶然に関係していくという事が不思議に良く僕には最近起きるのだが、先日読んだ栗本慎一郎のアフリカの17世紀からの沈黙交易と奴隷貿易に関して心のどこかにひっかかっていたら、ブルースチャトウインが「ウィダの総督」という旅行記の中で200年の闇を超えてアフリカの魔術的世界を書いているのを知った。こうやって好きな事とか興味というのは、いつの間にかどんどんと領 ..

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14:26, Saturday, Nov 10, 2007 ¦ 固定リンク


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