3.月足グラフ
2005年7月7日現在 月足グラフ1000枚猫次郎の部屋より。
左写真10年グラフ1000枚 右写真20年〜30年グラフ350枚
ちなみに、10年グラフは1990年の天井から(だいたい1月くらいから)
20年グラフは1983年1月から現在まで
30年グラフは1972年1月から現在まで

月足グラフは猫式低位株投資法もFAI投資法も共通した道具であるから、
なるべく時間を見つけて東証1部、大証1部の1000円以下の価格帯の全銘柄を書くことを目標に仕事を進めて欲しい。
これは書けば書くほど値動きの特徴や型、集合形や癖などを感覚的に捉えることに慣れができるので競走上、
極めて有利な変動感覚を養成維持することになるからである。
書いてみればわかることを、面倒で時間が無いから行わないことによる弊害は、結局成果の差になるから、
投資法を選択した時点で強制的にでも書かないと意味が無いことになるのだ。
個人の変動感覚は、その行為者の個人的な感覚のことであるから、誰にも代用が効かないのである。
したがって理論的な数式による数学的な方法論を棄てて、感覚的な方法論を選ぶ猫式では、
相手=価格変動の波にいかに慣れるかとその波にこちらの対処をどう合せて行って
結果的に鞘を抜けるかという売買技術上の目的を達成するために道具としての長期間の月足グラフの継続的な更新を必須とするのである。
期間は通常10年間が良いとされるが、今回の大天井は大半の銘柄が1989年前後であることから、
1990年1月より14年ほどを書くと3−5段の暴落の感じが良くつかめると思う。
実質的には1997年から底練の動きになっているので、FAIはその頃から書けば十分であると指導しているようだが、
大きなうねりの往復を全体的に視覚化するには不十分であると個人的には思う。
僕個人は1987年から開始した17年間のグラフと1983年のバブル相場以前の80年代の底練の末期からの21年グラフとを併用して書いている。
350銘柄については毎月2枚更新することになる。
まず期間の短い1990年からのグラフの量を最低でも500−600枚は書いてみないと全体的な値動きとはいかなるものかという感覚的な基盤、基礎が出来ないだろう。
10年グラフを書く時間は個人差があるが100枚ほど書き込めば誰でも綺麗に早く書くコツを覚えるので1時間15分程度で1枚がかけると思う。
したがって500枚を書き上げるのに普通の人なら700時間ほどあれば慣れができると可能だろうと思う。
1週間で何時間、グラフに使用する時間が可能かを計算すれば500枚書くのに何日かかるかおよその目処が立つだろう。
ただし、毎月初めには更新の仕事が待ったなしで待っているので、数量が増加すると更新に時間の多くをとられるようになることを計算に入れるべきだろう。
僕の場合、現在1400枚弱の月足グラフの更新に最低5日程度は1日中書いていてもかかることになっている。
特に陰線の構成比率が高い月の更新時間は通常の倍近く覚悟をしておくほうが良いと思う。
マーカーでの着彩の作業時間がかかるためである。
大量に長期間の波の動きをグラフを書くということで視覚的に受け止めることによって、典型の動きや例外の動き、
毎年の動きや傾向を理屈ではなく受け止められるようになると、
相場をすることが怖くなくなるという最も有用な効果が期待できる。
林先生に言わせると成功者は30年で10億円の資産を残すことと言われているから、税金や生活費も入れると14−5億円は最低とれないと成功とは言いがたい。
そういた大半の人にとっては非日常的な金額を取ることを考えるとグラフの1000枚や2000枚、場帳の3万枚や5万枚程度の努力は、
しょせん努力と言うほどの大げさなことでは無いと思われるのだ。
1000枚で10億円なら1枚当たり100万円の稼ぎである。
たかだか1−2時間のグラフを書くだけで100万円の利益が生まれる商売はそうそう他に無いのであるから、身を入れた努力をすべきである。
1000枚までは四の五の言わないで黙って書く事が猫塾の規則であるから、くだらない質問はしないようにすること。
書けば馬鹿にでもわかる。わからないのは自分の怠慢のせいであると心得て仕事を進めて欲しい。
何がわかるかは書いた本人以外はわからない。
書いているうちにすこしずつ理屈でなく体感することであるからただただ正確に書くことを心がけよ。
クラスごとの目標を作ることで全員が早いうちに10000枚の10年グラフを書きあがるようにして生きたいと思う。
今のところBCクラスは初年度300枚目標、Aクラスは500枚、Sクラスは800枚とした。
すでに600枚ほど書いている人もいるが全く書いていない塾生もいるので、とにかく早く始めることだ。
早くしないと上げ相場があと数年で終わってしまうのだから、天井をする前に是が非でも1000枚書き上げてしまわないと、
その後の10年近い空売りの期間に何も出来ないことになってしまう。
その喪失は天文学的な金額となって二度と取り返しが効かないことになる。
今の上げ相場は次の長期の空売りの証拠金を作っているつもりで相場をして欲しい。
短期間で大きな利益を生むのは下げ相場を売りで取る以外方法論は無いのである。
2008年ぐらいになるとそういうタイミングが近づいてくるだろう。
そのための1000枚グラフでも無論あるのだ。