ファンドマネージャー渡辺幹夫先生のコーナーです。  <<戻る


渡辺幹夫  <Sクラス講師>



ファンドマネージャーの株式運用戦略


第4回:PERの盲点・死角 PERを使用して「意図せざる」結果を招く例などを紹介2005年10月31日更新 続きを見る>>

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第3回:2002年以降、バリュー系ファクターの復活が顕著(中でも「低位株効果」が際立つ!!)2005年8月11日更新 続きを見る>>

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第2回:低位バリュー株(「2極化相場」の負け組)の水準訂正が順調に進行中。2005年7月21日更新 続きを見る>>

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第1回:猫塾に乾杯!

猫塾オープン、おめでとうございます。

猫次郎さんの相場哲学の奥深さはいまさら言うを待ちませんが、
加えてこのたびの塾を開き成果を意気に感じる人たちと共有化したい、
成功した門下生を送り出したいという姿勢に、深い共感を感じます。
本当に素晴らしいと思います。
この猫次郎さんの姿勢に共鳴し、微力ながら当コーナーにて応援させていただきたいと思い
ます。どうかよろしくお願いします。


さて最初の話です。
まずは拙著「ファンドマネージャーの株式運用戦略」の後書きから引用させてもらいます
(実は本の中で、ここは個人的に一番気に入っているくだりなんです)。


相場の学問的継承は不可能?


人生には、“経験してみないと本当のところはわからない”ことが多いものだ。
高校生の時に思い描いた大学生活、大学生の時に思い描いた社会人生活、独身時代に思い
描いた結婚生活など、“想定した通り”といえるものなどあっただろうか?
そして相場もまた間違いなく、経験してみないと本質が理解出来ない、その最たるものの
一つである。
株式運用に思考錯誤していく中で,投資家は、“身をもって痛い思い”を経験することも
少なからずあるだろう。
しかしこういった過程は、投資家として成長する上で、避けて通ることが出来ないと思う
のだ。
ラビ・バトラ著「1990年の恐慌」によれば、情報、知識には継承可能なものと
継承不可能なものがある。
科学的知識、技術的知識などは継承可能であるが、投機、恋愛、戦争などは、人から
教わることが出来ない。
他人の失敗からも学ぶことも不可能で、どうしても社会生活上、自分で身をもって
痛い思いをしなくては
理解出来ない真理が多いと語られている。
一例だが、父親が息子に失恋の痛みを教えて、つらい体験を回避させることは
不可能である。
身をもって痛い思いをしないと学べないという点で,投機が恋愛、戦争と同列に並ぶ
というのは、不思議な説得力を持つ。


既に成功を収めた、老練な相場師の話を聞くチャンスがあった
(本では書いてませんが、これは言うまでもなく、林輝太郎先生のことです)。
曰く、その方は、相場をする上での環境面では非常に恵まれていた。
相場を始めた最初の段階から、貴重なことを先輩の相場師から教えてもらえる状況
にあったという。
しかしながらそれが、本当の意味でに身についたのは相場で損して破産してからで、
その後もこれまでに5回も相場の”やり直し“をした。その上に、現在の成功がある
と語っていた。
この相場師は身をもって痛い思いをし、試行錯誤を経て、過去の失敗の上に富を築いた
ということだ。
この方に限ったことではない。成功を収めた相場師の話を本で読むと、必ずといって
良いほど、一度は大きな損や破産などの挫折を経験し問題意識に目覚め、最後には克服
していることがわかる。
この本を手にとっている方が足元でもし、相場で大損を蒙っているとしたら、むしろ
“相場をやり直す”
良いきっかけになるかもしれない。
これは皮肉でいっているのではなく、本当にチャンスかもしれないのだ。
相場は、本人のやる気次第でいくらでもやり直しが利く。素晴らしい事である。
但し、いくばくかの運用資金が手元に残っていることが条件となるが……

みなさんは本当に幸せなんです。

さて・・・・バブル崩壊を生き延び、下げ相場から上げ相場に転じるタイミングで
運用資金を保有し、
猫次郎塾に入ることが出来る・・・・・張りたくてもお金が残ってない人が
どれだけ多いことか・・・・・・
みなさんは本当に幸せなんです。

みなさまの中には、「痛い目」にあった人も少なくないでしょう。
でも猫塾で学び直し再スタートできる。本当に素晴らしいことだと思います。

皆様の成功と猫塾の成功をお祈りします。
まずは第一回目のご挨拶として。




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